ここ数年でのポータブル電源の機能向上と普及は目を見張るものがあります。
アウトドアブーム・災害時の電源確保としても人気ですよね。
そんなバッテリー(蓄電池)側ももちろんですが、
電気を生み出す側。そう、
太陽光を使って発電できるポータブルソーラーパネルもなかなか進化してますよ。
って事で、こんなソーラーパネルをゲットしたので、レビューしてみます。
BLUETTI SP200 ソーラーパネル 200W
SPEC
- 太陽電池積層方式:ETFE
- 太陽光転化率:Up to 23.5%
- 最大出力(Pm):200W
- 出力電圧(Max.): 20V / 10A
- 負荷遮断電圧(Voc): 24V /11A
- サイズ(展開時): 220cm x 52cm
- サイズ(収納時): 52.5cm x 52cm
第一印象は?
開けてみてその重さの意味がわかりました。
前面にある収納部分のジッパーを開けると、
汎用性の高いMC4ケーブル。
本体側の充電コード(ポータブル電源に付属)と連結するので約4m強の長さは確保できます。
直射日光に当てたくないポータブル電源は車内などの日陰へ。
これだけ充電ケーブルが長いと車中泊をされる方などの
最新型ETFEパネル
可視光透過率の高いETFE素材を採用しています。
ETFE素材は他のフッ素樹脂と比べて塗膜厚が厚く、耐熱・耐食などにも長けており、
耐久性が求められる工業用部品などにも用いられています。
長く日光に当ても高温を恐れず、燃焼や爆発の危険がありません。
信頼性が高いため、安心してお使いいただけます。
ETFE (Ethylene Tetra Fluoro Ethylene)
エチレン4フッ化エチレン
フッ素系プラスチックとしての高い耐薬品性、幅広い耐熱性、電気的特性をもちながら、機械的強度、成型加工性などの点において優れている。また、紫外線に強く屋外での耐候性にも優れ、透明性もあるため、太陽光発電装置、屋根材、農業フィルムなどの用途でも使用されている。 最近では、フットボールスタジアムなどの建材、飛行機の電気配線のカバー、船舶の耐食材、原子力関係でも使用。これは、ETFEが、PTFEなどに比べて機械的強度に優れ、耐薬品性や電気絶縁性もあるという点において選択されている。
実際に使用してみて発電量は?
収納時サイズは52.5cm x 52cmで重さが6.5kgあります。
表記上は、最大200Wの電力を供給してくれますが、
この撮影におとづれた日は12月23日のクリスマス前の気温10℃ちょっと。
この様に雲もなく晴天ですが、陽も傾きかけた15:00前後と、
太陽光(可視光線)はそれほど強くない時間帯です。
陽が高く登るほど太陽光は強くなります。 ですので春から夏にかけての時期が太陽光(可視光線・紫外線等)も強くなると言う訳です。
太陽光に合わせてできるだけ角度(垂直がベスト)
をつけて設置するように推薦されています。
テストしてみた時間帯がちょっと可視光線が弱い時間帯(冬の午後3時前後)だけに
ところが、
普通の人からしたら当たり前に思うかもしれませんが、
ポータブル電源やソーラーパネルを数年前から使ったことがある私からすると
2~3年前の有名メーカーのポータブル電源自体でも付属のACアダプターで
コンセントから充電しても60W前後がザラだったのですから。
ポータブルソーラーパネルにしても数年前の物は変換率が低いのもあって、
夏場の雲のないカンカン照りの日でないとなかなか満足した出力が出なかったのです。
それが、冬場の日が落ちる2時間ほど前でも、100W前後の出力(充電)が出来るというのは
他社製品のポータブル電源でも使える?
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他社製品でも使えるか検証しております。
Jackery ポータブル電源708でも同等の100W前後で充電できる事も確認できました。
他社製のポータブル電源でもこのSP200のソーラーパネルを使える可能性があるので
BLUETTI製品以外への充電の際には規格等を十分にお確かめください。また、BLUETTI製品以外の製品との接続が原因で故障等が発生した場合は、保証の対象外となりますので使用される場合は自己責任でお願いします。
パネル角度について
ちなみにパネルの角度を変えてみると
地べたにそのまま置いたり、地面に垂直に立てたままだと、
それを簡単に角度をつけれる脚が付いてるのも便利でいいところ。
今回は冬の午後3時ごろのテストだったので、
もっと太陽が高く上がる季節の春から夏にかけて使ってみたら
もっと発電量は上がる様です。
アマゾンのレビューで確認しました。
上記以外の他の方のレビューからも推測すると
日が当たりにくいベランダなどでは、多くて70W前後。
充電にかかる参考時間
上記の充電の参考時間をみますと、
大体ですがこのSP200を1つ使って充電すると、
100Whの容量に充電するのに必要な時間が約1時間といったところでしょうか。
BLUETTI製のポータブル電源を使っての参考充電時間です。他社のポータブル電源の場合は同等の結果が出ない場合がございます。
このSP200を連結して複数使うと、大容量のポータブル電源でも短時間で充電ができる様ですね。
まとめ
200Wとなると現在(2022年)では単体商品としてのポータブルソーラーパネルとしては一番大きい発電量のパネル商品分類。
ですのでどうしても、発電量はパネルの大きさに反映されてしますので、
そこそこの重量と、大きさになってしまいますが、コレばっかりは仕方ありません。
ワンボックスなどの大きい車なら持ち運びもいいと思いますが、
現在キャンプに行く荷物の積載がギリギリなら持って行くにはスペースが厳しいかもです。
ですが、なんといってもSP200のポータブルソーラパネルは
数年前の製品に比べると格段に高率よく電気を発電する様になってます。
これだけ発電してくれれば、
もしもの災害時にも
そして、購入に関しても高額商品だけにやっぱり心配なのがアフターサービス。
国内に日本支社があるメーカーで
性能はもちろんの事、使用者からのレビューも評価が高く、
製品保証期間も2年あるこの「BLUETTI SP200」は、
ソーラーパネルの購入を検討されてる方の
1、2位を争う選択肢に入ってくる商品ではないでしょうか。
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