今回は以前より個人的に気になっていた
EcoFlowさんのポータブル電源シリーズをなんと!!
使う機会(ご貸与)を頂けましたので
先に結論を言っちゃいますが、今(2022年現在)まで色々とポータブル電源を使ってきましたが
ミドルサイズ容量(500〜700Wh)の中では
その製品はこちらです!
クリックできる目次
ポータブル電源 EcoFlow RIVER Pro(容量 720Wh)
SPEC & 特徴
Makuake Award 2021で「RIVERシリーズ」がGOLD賞受賞 !
2020年8月に発表された「EcoFlow RIVERシリーズ」は、約2ヶ月間で応援購入金額を5億円以上集め、当時のMakuake歴代最高応援購入金額を達成しました。
製品名 | RIVER Pro |
重量* | 7.2kg |
寸法 | 28.9x 18.0 x 23.5 cm |
容量 | 720Wh (28.8V) |
充電方法(入力) | AC壁コンセント(最大660W X-Steamテクノロジー)、 12Vシガーソケット(12V/24V DC 12A)、 ソーラーチャージャー(200W 10-25V DC12A) |
出力 | AC出力(x3)、 USB-A出力(x2)、 USB-A急速充電(x1)、 USB-C出力(x1)、 シガーソケット出力(x1)、 DC5521 出力(x2) |
保証期間 | お買い上げ日から24カ月 |
特徴
他メーカーのポータブル電源にはない特徴的な優れている機能
- 「X-Streamテクノロジー」1時間で0%〜80%まで急速充電が可能
- 「X-Boostテクノロジー」最大で一部1200W出力のデバイスに電力を供給できます。
- エクストラバッテリーを接続して容量を720Whから1440Whに倍増させることが可能。
外観と付属品
デザインもカラーリングもシンプルでごちゃごちゃしてなくて高級感がありますね。
グリップはもちろんしっかりしていて、うっすらとECOFLOWのロゴの凹凸が入ってるのも目立ちすぎなくていい感じ。
付属品
- ユーザーマニュアル
- AC充電ケーブル(1.5m)
- シガーソケット充電ケーブル(1.5m)
- MC4 to XT60 ソーラーパネル充電ケーブル(1.5m)
- DC5521-DC5525 ケーブル
EcoFlow専用アプリ
アプリはアンドロイド用、iPhone用両方ともあります。
WiFiに繋いで設定できます。WiFi接続は2.4GHzのみ対応。
関連
他にも【直接接続モード】、【Bluetoothモード】で接続可能です。
詳しく知りたい方は公式の「EcoFlowアプリにつて」を参照ください。
EcoFlowのRIVERシリーズは、スマホのアプリでポータブル電源の状態や電力の使用状況などを細かく確認できます。
細かく設定も変更できたり、ファームウェアアップデート(WiFiでインターネット接続時のみ可能)も行えますので、EcoFlowのポータブル電源でアプリ対応の製品を購入した場合は是非スマホに入れる事をお勧めします。
(アップデート後はファンの無駄な回転が減り、静音性が上がったとの報告もあります。)
X-Streamテクノロジー
1時間で0〜80%まで急速充電できるという売り文句がやっぱり目をひきます。
正面向かって左側にあるフラップを上に開けると、充電ケーブルの差し込み口があります。
ここにAC充電ケーブルを挿して、家庭の壁面コンセントから充電します。
ここで、地味に驚いたのが
他社のポータブル電源の充電ケーブルには大抵、アダプター的な四角いボックスが途中にあるのですが、
キャンプなどで持ち運びする時に本体以外にアダプターも持っていかないといけないのが以外と邪魔になったりするんですよ。
このRIVER Proはもちろん。EcoFlowさんのポータブル電源の多くがアダプターがなく、AC充電ケーブルのみなんです!!
これは地味に凄い事かと思います。
前置きが長くなりましたが
急速充電検証
バッテリーの残り容量が1%の状態から充電スタート。コンセントに刺した直後は充電ワット数は260Wほど。
左側の「03」という数字は見にくいですが残り充電するのにかかるおおよその3時間(3hour)と表示されています。
充電容量が増えると、hourからminutesに変わり、分表示に変わります。
充電開始から2分経過後。充電容量が3%まで上がり、充電ワット数が350Wを超えはじめました。
20分ほど経過すると、充電容量が30%近くまで上がり、充電ワット数が600Wに到達。
このあたりから、向かって右側面にあるファンが放熱する為に回り出しました。
手をかざすと暖かい空気が当たります。
充電開始から35分を超え、充電容量が50%を超えました。順調に急速充電できてます。50%前後あたりからは充電ワット数は620Wあたりを維持しておりました。
左側の数字が「50」minutsに、おおよそ50分で満充電になる様です。
おおよその数字でも満充電にあとどれくらいかかるかわかるのはありがたいですね。
キャッチコピー通り、
1時間34分後、100%の充電完了ということになりました。厳密には
「あっ!100%になってる!」と気がついたのがこの時間だっただけでして。正確な時間ではな事はご了承いただければと。
アプリから出来る設定
X-Boostテクノロジー
X-Boostテクノロジー(特許申請中)機能をオンにすることによって最大で一部1200W出力のデバイスに電力を供給できます。
こう書かれると、
と思い、早速1200Wのヘアドライヤーを使ってみる事に。
コンセント型の電化製品は本体向かって右側に3箇所差し込み口があります。
AC ON/OFFボタンを押すと「ピー」というビープ音と共にLEDライトが点灯し、使用できます。
恐る恐るドライヤーを「LOW」から「HIGH」モードにしてもオーバーロードせずに、使えてます。
カラクリがわかりました。
風量モードによって消費電力がわかる画像を交えてお伝えします。
例その1
もうお分かりの人もおられるかと思いますが、わかりやすく言いますと
1200W出力の電化製品も600Wのパワーに抑えて使用できるって機能がX-Boostテクノロジーな訳です。
なので、家電製品の性能をフルパワーで使うことはできないかもですが、
この大きさ(700Wh前後)のポータブル電源市場界隈では最大出力が600W以上の家電製品はオーバーロードしてしまい、使えない事がほとんどです。
例その2
実際のフルパワーで使えなくても家庭内の600W以上の家電を使える事の利点はキャンプや車中泊のアウトドアにおいてはもちろん。
災害時にも大い役に立つシチュエーションはあるのではないでしょうか。
アプリから出来る設定
エクストラバッテリーで容量を倍増
RIVER Pro 専用エクストラバッテリーを使うと、720Whから倍の容量の1440Whになります。
統合して一つのポータブル電源として機能します。
注意
容量がアップしましたが性能に関しては、RIVER Pro単体と同じです。X-Boostに関しても最大一部1200W出力までの電化製品に電力を供給できます。
RIVER Pro エクストラバッテリーは単独では使用できません。使用するには、RIVER Pro本体が必要になります。
まとめ
700Wh前後のポータブル電源は、小さすぎず大きすぎず、人気のある容量クラスです。
なんと言ってもEcoFlow独自の機能の「X-Streamテクノロジー」、「X-Boostテクノロジー」は
キャンプなどのアウトドアでは勿論。
いざという時の災害時にはこの上なく威力を発揮する性能ではないでしょうか。
どれにしようか?ポータブル電源選びで悩んでる人においては、
候補に上がるポイントですね。
こちらもCHECK
-
EcoFlow EFDELTA(エコフロー イーエフデルタ)レビュー。大容量で高機能な最強のポータブル電源。
ポータブル電源も容量が大きくなれば比例して、出力能力も高くなるのは事実。 バッテリー容量が大きくなれば体積も大きくなってしまいます。 持ち運び性や災害時の保管にも場所を取り過ぎるのも考え ...
続きを見る
こちらもCHECK
-
[2023年版]ポータブル電源おすすめはこれだ! 厳選7ブランド46製品。迷ったらこの中から選べば間違いなし。
近年のポータブル電源市場もアウトドアブームや 災害時での需要などで活発になってきており、 色々なメーカーから販売されるようになってきました。そうなると 厳選するにあったって ...
続きを見る