ポータブル電源も多くのメーカーから多種に渡り販売されてる昨今。
Bluetti(ブルーティ)といえば
私個人的にはなんと言っても
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーが特徴なんじゃないかと思っております。
これは充放電サイクルが3500回以上可能を実現しており、
三元系リチウム電池(500〜1000サイクル程が主流)と比べるとサイクル寿命が3〜5倍ほどあるのです。
今回ご紹介する大容量(2000Whクラス)、高出力(定格2200W)のポータブル電源になりますが、大きい分やっぱりお値段も高くなるクラスです。
それならば長期に渡り安全に使用できる物を選びたい方も多いはず。
クリックできる目次
BLUETTI AC200MAX 2048Wh
SPEC&付属品
型番 | Bluetti AC200MAX |
容量 | 2048Wh |
定格出力 | 2200W(瞬間最大4800W) |
AC100V | 4口 |
RV出力 | TT30 RV AC出力 120V/30A MAX |
シガーソケット出力 | 1口 |
USB出力ポート | USB-A 5-12V/3A,18W ×2ポート、 USB-A 5V/3A,15W ×2ポート、 USB-C 5-15V/3A,20V/5A ×1ポート |
DC出力ポート | DC5521 12V/10A x2ポート |
ワイヤレス充電 | 5W/7.5W/10W/15W (本体上部に2ポート) |
充電方式 | AC-DCアダプター:58.8V,MAX500W、 カーシガ-ソケット:12-30V/8.2A、 ソーラーパネル:10-145V/15A,MAX900W |
サイズ | 440mm x 296mm x 387.5mm |
重量 | 28.1KG |
今現在使うであろう、充電方法や出力方法などは殆ど搭載されているのではないでしょうか。
AC200MAX公式紹介MOVIE
同梱品
AC200MAX本体以外に入ってるものは、
- ACアダプター
- MC4ソーラー充電ケーブル(MC4 からXT90)
- カーチャージケーブル(車からXT90)
- XT90変換アダプター(入力)
- 取扱説明書
- 保証カード
- 合格証明書
リン酸鉄リチウムイオン電池を採用
最初にも触れましたが、Bluettiのポータブル電源に使われている蓄電池は、
リチウムイオン電池の中でも特に安全性の高いプレミアム版の※リン酸鉄リチウムイオン電池(LiFeP04)を使用しています。
これは電気自動車用のバッテリーなどにも採用されてる安全性が高いバッテリーです。
しかも充放電サイクルが3500回以上と三元系(ニッケル・マンガン・コバルト)のバッテリーに比べ安全で長寿命なのも特徴です。
リン酸鉄リチウムイオン電池とは?
よくニュースなどでスマホなどのモバイル用のバッテリーが熱で爆発や発火したりするのをみた事がありませんか?あれは三元系(ニッケル・マンガン・コバルト)のリチウムイオン電池で起こる可能性が高いんです。
ココに注意
また、リン酸鉄リチウムイオン電池は長期使用(約10年)も可能だそうです。なので充放電サイクル回数も3500回以上と長寿命なのです。
複数の充電方式に対応
上記の7種類の充電方式に対応と公式には表記があります。
※2⑦の風力発電は日本では現実味がないですけどね。
※1⑥のEVステーションは現在普及が進んでいる、電気自動車の充電ステーションで充電ができるようです。ただまだ充電に必要な別売り充電ケーブルが発売されておりませんので予定とのことです。
ですので現在は5種類の充電方法が可能と考えておけばよろしいかと。
※3②ソーラーパネルからの充電は、10Vから145Vの電圧範囲に対応しており、最大900Wまで可能です。ソーラーからの不安定な電気は内蔵のMPPT回路によって最適動作点を追従し、常にソーラーパネルからの最大電力を効率よく充電することができます。
実際の接続例として
充電中はACアダプターが熱くなります。充電中はLEDランプがREDに点灯し、完了するとGREENに点灯します。
その他の充電方法は、XT90変換充電アダプター(入力)を介して使う形になります。
XT90変換充電アダプター(入力)にカーチャージケーブルやMC4ソーラー充電ケーブルを繋いで使う感じです。
出力ポート
16台の電化製品に同時に電力を供給が可能。
定格2200Wもの出力を供給できるので、出力ポート数が16ポートあるので16台以上の電化製品を一度に使おうと思えばできます。
本体上部にあるワイヤレス充電ポートが2つある
個人的には本体上部のワイヤレス充電が出来るポートが2台あると妻と僕のiphoneをライトニングケーブルなしで充電できるので、コードを出したりしまったりのわずわらしさや、コードに足や物を引っ掛ける事がなく快適で便利でした。
タッチパネル操作
DC・ACポートの出力もそれぞれタッチパネルでON/OFF操作をします。
最初起動したら、日付や時間などを液晶タッチパネルから設定できます。
液晶パネルの明るさ調節も可能です。
容量拡張
拡張バッテリーB230/B300(別売り)を接続すれば、容量が2048~8192Whまでに変えられます。調理家電や暖房器具といった大きな電力が必要なものが使用でき、B230/B300(別売り)を接続することで、更に継続的に長時間使用することができます。使用シーンに合わせて、電気容量をより自由に選べる時代になります。
AC200MAX自体は大型ポータブル電源(2000Wh以上)の中でも決してコンパクトな部類ではありません。
ですが拡張する事を前提で考えると拡張バッテリーのB230やB300はAC200MAX本体の約半分の大きさで、2倍(B230で拡張時)〜2.5倍(B300で拡張時)の容量にアップできます。
さらに拡張バッテリーを2台にすれば、AC200MAX約2台分の大きさで、3倍(B230 x2台で拡張時)〜4倍(B300 x2台で拡張時)の容量にアップできます。
アプリ
Bluetoothで接続し、簡単にセットアップでき、バッテリーの状態を確認&監視します。
ユーザー&製品登録もできるので、アプリからアフターサービス申請(修理依頼)などもできるようです。これは簡単でいいですね。
実際に使用してみて
自宅で電子レンジと電気ポットを同時に使用してみました。
電子レンジは600Wでコップに入れた水を温め、
電気ポットで湯沸かししてみました。
同時使用時は1600Wを超えておりますが、安定して電子レンジ・電気ポット共に稼働してました。
夏場のキャンプでもこれだけの容量があれば、2〜3日ぐらいなら扇風機などもガンガンに回せます。
Bluetti SP200 ソーラーパネル200W を使えば天気が良ければ充電もできますしね。
この容量をこのソーラーパネル1組だとかなり時間はかかりますが、ソーラーパネルを連結すれば10Vから145Vの電圧範囲に対応しており、最大900Wまで可能です。
メモ
SP200MAX(2048Wh)をソーラーパネルでフル充電しようすると?
SP200ソーラーパネル:1枚で 約14時間
SP200ソーラーパネル:2枚で 約7時間
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まとめ
同時に複数の入力ポートから充電も可能で充電方法を多数あり、出力ポートAC・DC出力を含め、ほとんどの電化製品に対応可能可能です。
リン酸鉄リチウムイオンバッテリーはコンパクトさは望めないようですが、
AC200MAXは決して軽量&コンパクトな部類のポータブル電源ではありませんが、拡張機能が充実してますので容量アップをする可能性がある方には大変お勧めできるポータブル電源だと思いました。
1泊程度のキャンプでは正直この大きさのポータブル電源は必要ない気がしますので、私なりにこのAC200MAXをお勧めできる使い方をまとめてみます。
こんな方におすすめ
- キャンピングカーなどの車中泊で電化製品メインでキャンプされる方
- 仕事でイベントなどの野外などで出店する機会がある方
- 電動工具などを電源の無い野外で長時間使いたい方
- 防災備蓄のもしもの時のポータブル電源として
- 毎日ポータブル電源を使用される方
価格に関して
お値段に関しても定価は税込 249,880円です。(2022年7月現在)
ですが、頻繁にセールやクーポンなども配布されてるので、50,000円OFFの199,880円で買えるタイミングが多々あると思われます。
そう考えますと、
調べてもらうとわかりますが、
2048Whの大容量のリン酸鉄リチウムイオンバッテリーのポータブル電源がこの199,880円で買えるなら非常にお得だと思われます。
いかがだったでしょうか?
この記事がポータブル電源選びの参考になれば幸いです!!
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