マルチグリドル。
去年ごろからキャンプ界隈でジワジワ人気が出てきております。
元々は韓国でサムギョプサルなどを食べる時に使われる鉄板(フライパン)です。
日本ではアウトドア用としていち早く販売に力を入れられたJHQさんから出てるマルチグリドルが有名でしょうかね。
焚き火などの直火でもIHでも使えるものもあります。
うちのコンロはガスなのでIH対応じゃなくていいので、(IH対応だとお値段が高くなります。)
もうちょっとお手頃なのないかなーっと。
なのでこれを買ってみました。
フォーシーズン マルチグリドルパン 33cm
SPEC&詳細
品名 | Four Seasons マルチグリドルパン |
サイズ※・重量 | Lサイズ・980g |
直径・(取手含むサイズ) | 33cm・(実寸40cm) |
素材 | アルミニウムコーティング、フッ素樹脂コーティングイーティング |
生産国 | 韓国 |
※フォーシーズンのマルチグリドルパンはサイズも豊富で5サイズ(S/M/L/LL/3L)+IH対応1サイズ(Lサイズ)の6種類あります。
製品注意事項
●ご使用の前に中性洗剤で洗い、ご使用ください。
●購入後、初めて使用する時は食用油を塗って軽く熱してください。
●熱伝導に優れた材質で加熱中や加熱後の火など消した状態でも非常に熱いですので、火傷にご注意ください。
●食べ物をひっくり返したり、混ぜたりする時にガスレンジの上ではパンが滑る可能性があるので取っ手をしっかり握って料理してください。
画像で紹介
中身はマルチグリドルパン本体と商品説明的なチラシが1枚入ってるだけ。
取手と一体型の鉄板形状です。
鉄板と言ってもアルミニウム合金でできてるのでこの大きさで980gなので鉄製に比べるど断然軽いのもいいところです。
もちろんこびりつきにくいフッ素樹脂・イノーブルコーティングが施されてるのも特徴の一つです。
底部分にはFOUR SEASONS のマークが入っています。
マルチグリドルも色々なメーカーから出てるようなので、底部分を見ると区別できるようですね。
真っ平らな鉄板ではなく、中心に向かって深さがある形状がポイント。
置いて測ってみると一番外縁33cm辺りで約3cm上がっています。
お肉を焼いた時に出る油などを切ることができる注ぎ口がついています。
実際試してみるとそそぎ口が小さいので、水などの粘土が無いものだとドバッとそそぎ口以上に溢れて垂れてしまいます。
焼いた後のお肉などから出た粘土がある油などを切るには使える程度です。
使う前に
箱だしで使う前に、ひとまず綺麗に洗剤で洗って
注意書きの通り油慣らし(シーズニング)的なことを軽くしました。
軽く熱して、油を引いて野菜クズなんかちょっと炒めてみました。
鉄製の本当の鉄板と比べるとフッ素コーティングしてあるのでこの油慣らしはいらない気がしますが。
最初から野菜クズがスルスルと滑る滑る。
こりゃー後片付けが楽そうな大型鉄板(フライパン)です。
調理使用例
少しですが深さがあるので、汁気がある物でも調理できる(煮炊・揚げ・焼き)万能パンとも言われてるので、そのあたりも検証しつつ使ってみました。
キャンプがなかなか行けてないので、ベランダでキャンプっぽく調理してみております。
なので、以前に紹介したフラットバーナーを使って調理しております。
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ですが一つ気になるところが、マルチグリドルの注意項目でも書いてある通り、フッ素コーティングを全体にしてあるっぽい?のもあってコンロ上でも非常に滑りやすいんですよね。
そこで、このゴトクを使えばかなり滑りにくくなるのでフラットバーナーではもちろん。家庭のコンロやその他のバーナーでも使えるので是非一緒に使うこともオススメします。
ではまずは、韓国製の鉄板なので、こちらをしてみました。
家族で食べるならこのマルチグリドル上で豪快に混ぜてそれぞれスプーンでよそいながら食べるのも楽しいですよ。
サムギョプサルに適したフライパンだけあって、真ん中の深みに豚バラ肉の脂が溜まっていきます。
深さはそんなに無いマルチグリドルパンですが、
ひとまず水で試してみましたが、このように500mlの水も溢れず入れることが可能です。
なので揚げ物も挑戦してみました。
揚げ物に関しては深さのあるお鍋などでやる方がいいです。
深さがないので油が広範囲に飛んじゃうので・・・。
キャンプなどでこれ一つだけで色々なものをこなしたい時にはいいと思いますが、
あえてマルチグリドルで揚げ物や煮物はしなくていいかもですね。
真ん中の窪み部分は平な鉄板に比べると炒めものする時も溢れにくく調理しやすいですし、
焼肉する時のお肉などの余分な脂を集めるには適していると思います。
なので、炒めものや焼肉プレート代わりに使うと熱伝導もいいですし、
こびりつきもしないので非常に使い勝手が良く軽量で女性でも扱いやすい大きな鉄板として使う事ができますね。
収納バッグについて
キャンプなどに持って行く時には収納バッグがあるといいですよね。
そこで専用の収納バッグも一緒に買うことをお勧めします。
マルチグリドルパン専用収納ケースSサイズ
上記のバッグで薄いですがクッション性もあり、必要最低限の機能のバッグです。
1,900円とお手頃価格ですので、個人的にはこれで十分です。
収納ケースはSサイズですが、マルチグリドル(S・M・Lサイズ)までが収納可能な大きさのケースです。
シチュエーション毎のサイズ
サイズ表
サイズ表記 | サイズcm |
Sサイズ | 25cm |
Mサイズ | 29cm |
Lサイズ | 33cm |
2Lサイズ | 36cm |
3Lサイズ | 39cm |
僕が今回購入したのがLサイズの33cmです。
一番売れてるサイズという事もあって、少人数でも家族でも使いやすいサイズです。
ソロやデュオ(2人)ぐらいのキャンプにてテーブル上のスペースをマルチグリドルパンで占領したくない場合には、S〜Mサイズで使うのもアリだと思います。
ですが、3人以上(家族など)で使う機会も考えるならLサイズ〜2Lサイズがお勧めです。
2L(36cm)・3L(39cm)サイズに関してはそのサイズを使う利点の考えがある人が買うサイズだと思います。
例えば、ペトロマックスのファイアーボールの代用として焚火の火を使って大きな鉄板焼き用に使いたい人とか。
鉄製だと焦げついたりしてちょっと火加減のテクニックが必要ですが、これだとこびりつきにくいのでまだ使いやすいです。
まとめ
以前から便利そうだなと気になっていたマルチグリドルパン。
結構丈夫そうなフッ素コーティングが施してあり、鉄製の鉄板よりも軽く焦げ付きにくく使いやすいです。
鉄製鉄板の良さももちろんありますが、ファリミーなどの慌ただしいキャンプにはお手軽さがやはり重要かと。
ご家庭のコンロでも大きなフライパン代わりとしても活躍できますよ。
IH対応でなければLサイズ33cmで4,480円で手に入るのもお求めやすくていいです。
これをキャンプでみんなで囲めば楽しい事間違いナシの食事のひと時に!
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