流行に乗ってみました。
巷で話題のsnow peak からの新商品バーナー。
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HOME & CAMP バーナー [GS-600]
商品注目度
・2019年7月13日発売。
・バーナー系商品では今年1,2を争う注目商品。
・発売と同時にオンライショップやアウトドア店舗共々売り切れ店が続出。
・しばらくは品薄状態が今後も続くと思われます。
商品開封
パッケージはsnow peak らしい、グレーのパッケージカラー。
開けてみると家電のように、発砲スチロールの枠に固定されてはいってます。
中身はバーナー本体と説明書。
説明書は他のカセットガスバーナーには考えられない丁寧な説明書です。
家電並みの事細かく書かれた説明書って感じ。
本体とカセットガス缶の大きさ比較。
組み立て変形ギミック
なんといってもこのオシャレな筒の状態からバーナーへ変形する様が美しく、
これが人気の理由と言っても過言ではありません。
まずフタをパカッとあける。
ゴトク部分を引き出す。
裏側にロックピンがあるので押しながらロックを外し本体を回転させる。
ゴトクを広げて展開完了。
動画の方が解かりやすいのであげておきます。
このトランスフォームが男心をくすぐります。
重量も1,4kgあり、金属がガチャンガチャンと動く感じは
懐かしい少年時代の超合金の変形ロボを思い出させます(笑)
CB缶(カセットボンベ缶)について
snow peak では専用容器(カセットガス缶) GPC-250CB ギガパワーガスCBブタン
を使用する様にと、強めに表記してあります。
実際公式の質問ページでも
質問:Home&Camp バーナー(GS-600)の専用ガスカートリッジは決まっていますか?
引用:snow peak回答:Home&Camp バーナー(GS-600シリーズ)の専用ガスカートリッジにつきまして、
ご使用いただけるガスカートリッジは、 品番:【GPC-250CB】の製品に限らせて頂いております。
Home&Campバーナーは製品名の通り、 ご家庭でもご使用頂くことを想定した製品となり、
品番:【GPC-250CB】の使用をもとに製造された製品となります。また、従来の品番:【GPC-250GR・GPC-250SR】のガスカートリッジには、
Home&Camp バーナーのような組込型カートリッジガスこんろに対応するガスカートリッジとして、
必要な表記がございません。安全に製品をご使用いただくために、
ご使用いただけるガスボンベは品番:【GPC-250CB】に限らせて頂いておりますので、 ご了承くださいませ。
個人的回答
CB缶についてはサイズなどの規格は阪神大震災以降の1998年頃に統一し厳格化されたそうです。
その認証をJIA認証(日本ガス機器検査協会)が認定しているようです。
なので認証されてるCB缶については使えると思います。
家にあった他メーカー2つのCB缶も難なく使えました。
snow peakからすると製品を開発するにあたり、【GPC-250CB】を使う事を元に企画設計したバーナーなので
これ以外のCB缶を使用しての事故などについては保証しません。というお話だと思います。
snow peakに限らず、他のメーカー製品のバーナーでも同じような事が書いてあります。
※あくまでも個人的意見と使用に基づきます。万が一、他社製品のCB缶を使用しての事故が起こったとしても当方も責任を負いませんのでご了承ください。
使用推奨されているCB缶は液化ブタンです。
液化ブタンとは?
ガス缶にも色々と種類があるように、中のガスにも種類があります。
その中で液化ブタンはいわゆるオーソドックスのどこでも売っている&手に入りやすいガスです。
ですが、液化ブタンの沸点は-0.5℃なので寒い時期(10℃以下)&場所での使用は火力的に弱くなってしまいます。
キャンプなどの経験がある方はよくおわかりかと。CB缶自体が冷たくなる現象ですね。
そこで、上記画像のヒートパネル(銅版)がバーナー部分の熱をCB缶本体に伝えて温め、
火力低下を軽減してくれるという仕組みになっています。
この辺りもちゃんと考えて作られてます。
ここがポイント
数種類ゴトクに置いてみて、使用例を挙げながら検証してみたいと思います。
お見逃しなく!!
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バーナーヘッドについて
いくらかっこよくても調理器具としての性能も気になるところ。
肝心なバーナー部分についてみていきます。
ご覧になるとわかりますが、バーナーヘッドの炎が出る部分が内側に向かって開いています。
点火すると炎の渦ができ逆竜巻のように上がっていきます。
ちょっと炎の色がわかりにくいかもしれませんが参考の動画です。
なかなかの火力なのが伝わったでしょうか?
出力:2.4kw(2100kcal/h 178g/h)〈気温20~25℃〉
このバーナーヘッドの穴が内側に空いているお蔭で風にも強いようです。
普通の家庭用扇風機で風量「強」で風を当ててみた動画です。
普通の家庭用扇風機で風量大で風を当ててみた動画です。
風を当てても青い炎が途切れることなくすべての穴から出てるのがおわかりでしょうか?
テスト時の気温が高いという事はあると思いますが、
これだけ風を吹き付けても炎が途切れないのは防風に関して優秀かと思います。
使用する鍋&フライパンのサイズについて
使用できる鍋のサイズ
最小φ14cm~最大φ30cmとなっております。
とりあえずキャンプで使用するお鍋セット fan5 DX の鍋をそれぞれ置いてみます。
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右下のシェラカップはおまけ。
わかりやすくそれぞれの底部分を拡大してみます。
見て頂いたとおり、φ14cm~φ30cmまでのお鍋ならしっかりと問題なく安定して使えます。
実際に我が家にある最大のフライパン30cmもご覧のとおり。
CB缶収納部分にはフライパン底部分がかかっていませんので熱で爆発する心配もなし。
これほどの大鍋を安定してつかえるアウトドアバーナーは他にはなかなかないかと思います。
それゆえのHOME & CAMP バーナーという名前を付けたのが理解できます。
他のガスコンロと比較&まとめ
現在キャンプでも家でも使ってる比べたいガスコンロとはこれです。
イワタニ カセットフーマーベラスⅡ と比べてみると、
使用時の面積はほぼ一緒。(赤枠は同じ大きさです。)
収納時はこんなにコンパクト。
キャンプ道具でこの大きさの差はなかなかなものです。
マーベラスⅡはフタが風防がわりになったりと比べる部類ではないかもですが
個人的な用途では大きいお鍋用に使っていたので
とりあえず今度のキャンプでは交代して使ってみてようかなと思いました(^_^;)
最後に
HONE & CAMP バーナーに触れてみて
・発売前からかなりの人気っぷりは健在で、しばらくは発売されても完売が続くと予想されます。
・アウトドアバーナーとしてはコンパクトとは言いがたいですが、
その名の通り家で使うカセットコンロとしてはデザインも組み立てギミックも他に類を見ない逸品だとおもいます。
・大きいお鍋(最大30cmまで)安定して使える利点は大きいかと思います。
実際snow peakからはキャンプ用の中華鍋などの大鍋も発売されてます。
この火燕鍋も安定して使えることを想定しての事でしょう。
・残念なところはダッチオーブンが使えないところかと。
これは構造上仕方ない事ですが、ダッチオーブンは高温の熱を持つので
その熱がヒートパネルに伝わりすぎる可能性がありCB缶が爆発する危険があるからだと思います。
なので、決してダッチオーブンは使わない方がいいと思います。
コンパクトさはないのでソロキャンプなどには向かないバーナーではありますが、
カセットコンロを家で使う事も多く、キャンプでも大鍋を使いたい時などには
もってこいのオシャレでかっこいいバーナーではないでしょうか。
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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