まず初めに
Jackeryのポータブル電源は販売実績もありますし、製品の機能としても評判も上々です。 商品開封画像 商品パッケージはこんな感じ。 キャンプ中に使用してる画像が印刷されています。 箱の中はしっかりとしたクッションで保護されていました。 中身を出してみると。 ポータブル電源本体・電源コード ... 続きを見る 近年のポータブル電源市場もアウトドアブームや 災害時での需要などで活発になってきており、 色々なメーカーから販売されるようになってきました。そうなると 厳選するにあったって ... 続きを見る
そのあたりの事は以前に紹介したJackery ポータブル電源400の記事を参照していただければと思います。
Jackery ポータブル電源 400 はコスパのいい信頼できるメーカー製品でした。
[2023年版]ポータブル電源おすすめはこれだ! 厳選7ブランド46製品。迷ったらこの中から選べば間違いなし。
それでは、改めまして。
今回もうひとつ大きい容量の
クリックできる目次
Jackery ポータブル電源700(新型は708)
をゲットしたので前回のキャンプでの使用も踏まえてレビューしたいと思います。
開封&細部紹介
700Whなので当たり前ですが、第一印象はけっこう大きかったです。
中を開けると、充電ケーブルなどが入っているポーチが上に乗っかってます。
ポーチと厚手のしっかりしたクッションをのけると、本体が入っていました。
ハンドルを起こした時はこんな感じ。
ハンドルが畳めてトップが平らになるのがいいところですよね。
付属品一覧です。
保証書、説明書などと、電源ケーブルが入ったポーチ。
電源充電ケーブルはコンセント用と、シガーソケット用の2種類です。
フロントパネルのアップ画像です。
INPUT端子、DC出力(シガーソケット出力)、USB出力3口(5V,2.4A)、AC出力2口(電源コンセント型)
ポータブル電源400と同様に、ディスプレイボタンを押すと青色にしばらくの間点灯します。
INPUT表記(充電時W数)、OUTPUT表記(給電総W数)とバッテリー残量がパーセントとメーターで出ます。
商品開封時の充電量は36%でした。
ここでちょっと前回ご紹介した
ポータブル電源400との大きさ比較
やっぱり400と比べると当たり前ですが、かなり大きいですし重いですね。
(ポータブル電源400重量:3.6kg / ポータブル電源700重量:6.3㎏)
400→700なので、1.75倍というわけなので
大きさや重さにしても比例して1.75倍になってますね。
で、僕がこの大容量のポータブル電源700で試してみたかったのが
冬のキャンプでの電気毛布を使用しての寒さ対策です。
次のページではキャンプで電気毛布を一晩使用してみての感想をお届けします。
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テント内寝室の底冷え対策として
このポータブル電源700は定格出力が高く500Wまで使えます。
この意味は家電製品で定格消費電力が合計500Wまで一度に動かせるって事です。
かと言って一度に500Wの電力を使うとこの大容量のポータブル電源700でも
1時間ほどでバッテリーがなくなってしまいます。
Jackery公式HPに消費電力を入力したらどれぐらいの時間稼働できるか調べられます。
ちなみに上記サイトで入力して算出してみたところ下記のように出ました。
50W --- 11時間54分
100W---5時間57分
200W---2時間59分
※実際は変換効率などの問題もあるのであくまでも参考地でお考え下さい。
いくら大容量といっても高消費ワットな家電製品は長くは使えないってことです。
なので、ハロゲンなどの電気ヒーターなどの家電製品は使えますが、すぐにバッテリーがなくなってしまいます。
そこで、考えられるのが
ココがポイント
電気毛布
です。
これだと消費電力が少ないのでまだ長時間の使用が可能というわけです。
今回私が使用したのは定格55Wの電気毛布2枚です。
普通に考えると55W x 2枚 なので110Wですが、
大抵の電気毛布などにはサーモスタッド機能(自動温度調節装置)が付いてるものが多いです。
これは一定の温度に達すると電源がオフなったり温度が下がると電源がオンになったりと
自動で電力の消費を抑えてくれる機能です。
これにより110Wの消費電力だとこのポータブル電源700では5時間ちょっとしかバッテリーが持たないのが
もっと長持ちするといった仕組みです。
それではどれぐらい長持ちするのかキャンプで1泊使ってみましたので画像と共に紹介します。
定格消費電力55Wの2枚の電気毛布を一晩使ってみて
御覧の通りメーカーは違いますが、55Wの電気毛布が2枚です。
これを
4人家族なので4つのインフレーターマットの上に横向きで2枚ひきました。
電気毛布によって電線が通っている範囲が違うので、
通常使用の縦向きだと電線が4人分に行き届きませんでしたので。
腰から足元にかけて4人が暖をとれるように配置しました。
そんでもって、設定温度は「弱」です。
できるだけ長く使えるように今回はこの「弱」設定でいってみます。
夜22時過ぎに電源を入れる。
スタート時は温度が上がるまで目まぐるしく消費電力が変わってました。
124Wとか定格よりも高い消費電力が表示されたり、下は68Wに下がったかと思うとまた上がったりと。
この時のテント内温度を測った画像を写真撮るのを忘れましたが大体8℃ほどだったと思います。
とりあえずこのまま1時間ほど放置してみると。
約1時間経過後の23時過ぎ。
外気温、テント内温度共に7℃。
47Wや12Wなどの電力出力表示になってます。
電気毛布の温度も「弱」設定の温度に到達して安定してきたのか大分消費電力の波が収まってきたようです。
スタートから1時間で6%(42Wh)の消費でした。
もう1時間(計2時間ほど)様子を見てみると。
スタートから2時間ちょと経った0時半ごろ。
外気温は6.8度でそこまで変わりませんが、
室内温度が10℃と1時間前よりも温度が上がっています。
ちなみにその時の出力は33Wと出てました。バッテリーもさらに9%(63Wh)の消費です。
この時点で1時間あたり約6~7%ほどバッテリーが減っていってるようです。
長くなってきましたので
次のページで朝まで使用した状況をお伝えします。
深夜0時を回ったので
このまま就寝して朝まで様子を見てみました。
朝6:30です。
電気毛布のおかげで寒くて目が覚めることもなし。
外気温5.6℃とそこそこ冷えたのに対し
室温は9.3℃でした。
なんか温度計がめっちゃ汚くてすいません。
しかも一晩(約8時間)で35%(245Wh)のバッテリー消費で済んでます。
これなら2泊でも使えそうですし、
今日ぐらいの気温で1泊なら温度設定「中」でバッテリー容量は十分もちそうですね。
電気毛布を敷いて一晩過ごしてみて
率直に言うと「弱」設定なのでめちゃくちゃ暖かいことはないです。
ですが、電気毛布(電線)を敷いてる場所と敷いてない場所では底冷えが違うのがわかります。
電気毛布を敷いてる場所は底冷えをそれほど感じなかったかなといった感じ程度です。
シュラフはそれなりに温かいものを使ってるので暑くなりすぎなくていいので。
もちろん検証した日はそこまで寒くなかったのもありますが、快適に寝れました。
もっと冷え込む日にはバッテリー消費量も上がると思うので
その辺は何度か試してみてバッテリー容量と電気毛布温度設定の経験が必要かなと思った次第です。
最後に
いかがだったでしょうか?
僕なりに Jackery ポータブル電源700 と電気毛布での組み合わせで使ってみましたが、
もちろん電気毛布以外にもスマホやライトなどに給電して使っても、1~2泊ならかなり使えるんではないでしょうか。
夏には扇風機もガンガン使えますしね。
キャンプ以外にも、もしもの災害時にも、野外DIYでの電気工具の電源としても使えますし、
決して値段は安いものではありませんが、ポータブル電源の購入を考えてる方の参考になれば幸いです。
今後もっと寒い状況で使えましたら追記したいと思っております。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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