アウトドアのチェア(椅子)に関しては、
軽量でコンパクトに折りたたみ(分解)収納出来る金属系のチェアも多いかと思いますが、
やはり日常から離れて自然に癒され楽しむのがキャンプ。
ナチュラルな木製の風合いのギアを選ぶ方も多いと思います。
クリックできる目次
そこでどんな
折りたたみ ウッドチェア
があるのか僕なりにチョイスしてみました。
キャンプチェア選びの参考になれば幸いです。
▲ 選ぶにあたって参考にする項目
参考項目
- サイズ(外寸はもちろん、座面幅・座面高など)
- 耐荷重
- デザイン(木材質・座面素・カラーなど)
- 組み立て&分解収納可能かどうか
- 製品レビュー(主にamazonカスタマーレビューで高評価なチェア or 個人的に気になっているチェア)
カーミット チェア
使用時サイズ(収納時サイズ) | 幅約53 x 高さ約61、(約11 x 16 x 56cm) |
本体重量 | 5.5lbs (2.5kg) |
座面高 | 約32cm |
耐荷重 | 350LB(158kg) |
素材 | オーク材(ウォルナット材verあり)・アルミ・スチール・1,000デニールナイロン(座面) |
座面カラー | 7種類 |
組み立て・分解収納 | 可能(収納バッグあり) |
価格(2022年3月時) | 税込 44,000円(オーク材) |
キャンプ・アウトドアにおいて
アメリカのバイカーがツーリングにでも持っていけるチェア(組み立て式)を作ったのが始まり。
現在はキャンプブームによるアジア圏でのカーミットチェアの人気上昇や、
コロナ禍による生産問題などによる品薄な状態が続いております。
ですので以前は国内正規販売でも2万円台で購入出来ていたのが、4万円ほどとかなりの高額商品に。
このカーミットチェアが大元になり、このフォルムデザインに似た木製椅子が色々なメーカーから販売されております。
Hilander(ハイランダー) ウッドフレームチェア コットン
使用時サイズ | 55×53×63cm |
収納時サイズ | 57×13×11cm |
本体重量 | 3.3kg |
座面高 | 約32cm |
耐荷重 | 80kg |
素材 | ブナ材・アルミ・スチール・コットン(座面) |
座面カラー | アイボリー、カーキ、カーキ/ブラウン(フレーム)、マスタード、レッド、カモ(4月上旬入荷予定) |
組み立て・分解収納 | 可能(収納バッグあり) |
価格(2022年3月時) | 税込 9,080円 |
アウトドアセレクトショップの国内大手の「ナチュラム」さんがコスパに優れた商品を「Hilander(ハイランダー)」ブランドで販売展開。
なんと言ってもいち早くカーミットチェアの構造(木製で組み立て&分解収納)を取り入れキャンプギアとして商品化したローチェアになります。
カーミットチェアに比べると価格が1/4(2022y現在)とお手頃なのが最大の魅力。
新仕様になり座面がコットン生地になり、肌触りがよりナチュラルな風合いになったのと
キャンプでは必須の焚き火の火の粉にも燃え広がりにくくなっております。
4月上旬には新しくカモカラーもラインアップに入る様です。
FIELDOOR(フィールドア) クラシックチェア
バージョン(4つあり) | ノーマル | ハイ | ワイド | ミニ |
使用時サイズ | (約)54.5cm×61cm×66cm | (約)54.5cm×60cm×82cm | (約)60cm×62cm×67cm | (約)49.5cm×50cm×54cm |
折りたたみ時サイズ | (約)63cm×12cm×15cm | (約)79cm×12cm×16cm | (約)63cm×12.5cm×16.5cm | (約)54cm×12cm×14cm |
本体重量 | (約)3.65kg | (約)4.2kg | (約)4kg | (約)3.5kg |
座面高 | 31cm | 43cm | 31cm | 23.5cm |
耐荷重 | 100kg | 100kg | 100kg | 100kg |
素材 | コットン(座面) / 天然木(ブナ材) | コットン(座面) / 天然木(ブナ材) | コットン(座面) / 天然木(ブナ材) | コットン(座面) / 天然木(ブナ材) |
座面カラー | ブラック・アイボリー・カーキ・ダークブラウン | ブラック・アイボリー・カーキ・ダークブラウン | ブラック・アイボリー・カーキ・ダークブラウン | ブラック・アイボリー・カーキ・ダークブラウン |
組み立て・分解収納 | 可能(収納バッグあり) | 可能(収納バッグあり) | 可能(収納バッグあり) | 可能(収納バッグあり) |
価格(2022年3月時) | 税込 7,040円 | 税込 7,590円 | 税込 7,590円 | 税込 6,490円 |
こちらはコスパに優れたキャンプギアを展開販売されてる「FIELDOOR」さんからのクラシックチェア。
高級家具にも使われているドイツ産のブナ材を使用している点もGOOD!
ノーマルタイプからミニタイプまで4種類のサイズ展開があるので選択肢が多い事がいいですよね。
- ノーマルタイプ:現在の流行りスタイルのロースタイルチェアです。座面高も31cmとローチェアでは一般的なサイズ感です。40cm前後の高さのテーブルを使う時にはちょど良い大きさです。
- ハイタイプ:座面が43cmとノーマルよりも12cmほど高くなっているので、ご家庭のダイニングテーブルの高さ(70cm前後)ぐらいのテーブルにはこちらのハイタイプをおすすめします。あと、腰痛持ちの方はロータイプよりもハイタイプの方が楽なのも事実です。
- ワイドタイプ:体の大きい方や、ゆったりと座りたい方には座面(座面幅53cm)がノーマルよりも4.5cm広いワイドタイプもあります。肘置きに腕を置いた時にやっぱり窮屈感がないのがいいところですね。
- ミニタイプ:こちらはお子様用にぴったりのサイズ感。大人は上記のクラシックチェアで子供はこちらのミニでキャンプサイトに統一感が出るのはすっきりと見栄え良くできます。対荷重は100kgと変わらないので女性の方や小柄な方にも使用可能です。ノーマルよりももっとローチェアが欲しい方にもいいかもです。
同時購入時に割引になる専用のクッションもあります。(楽天・Yahooショップのみ)
QUICK CAMP(クイックキャンプ) ウッドローチェア
使用時サイズ | 約55cm×54cm×65cm |
収納時サイズ | 約55cm×65cm×8cm |
本体重量 | 約3.5kg |
座面高 | 約32cm |
耐荷重 | 80kg |
素材 | フレーム:天然木(ビーチ材)、シート:ポリエステル(クッション入り) |
座面カラー | ブラック、サンド |
組み立て・分解収納 | X 不可(折りたたみのみ可) |
価格(2022年3月時) | 税込 9,900円 |
お求めやすい価格で、見た目がおしゃれなギアを開発販売されている「QUICK CAMP」さんから発売されておりますウッドローチェア。
しかも座面に薄めですがウレタンクッション入りなのも嬉しい。
背面にもポケットがありますし、ループフックも付いてます。何気に嬉しい足底のゴムキャップまでも付いてます。
ただ、最初にご紹介した上記2商品(HilanderとFIELDOOR製品チェア)と違うところは、
キャンプに行く時の車の積載量にもよりますので、こちらを購入前に確認した方無難ですね。
こちらも大変人気商品の為、価格の釣り上げ販売などもよく見かけます。購入される前にはご注意ください。こちらもCHECK
-
座り心地よし!クイックキャンプ ウッドローチェア レビュー。この価格でこのクオリティーはおすすめです。
キャンプでのチェア選び。 その中でもナチャラルさが人気のチェアといえばWOOD/ウッド系です。 僕も持ってるカーミットチェアが今では定価が倍以上の値段に跳ね上がってしまい、買いたくてもな ...
続きを見る
BUNDOK(バンドック) ロースタイル チェア BAMBOO
使用時サイズ | 55.5cmx56cmx63.5cm |
収納時サイズ | 約63cmx55.5cmx9cm |
本体重量 | 約3.5kg |
座面高 | 約27cm |
耐荷重 | 80kg |
素材 | フレーム:竹集成材(アクリル塗装)、座面生地::ポリエステル・その他:ポリエチレン |
座面カラー | ブラック、レッド |
組み立て・分解収納 | X 不可(折りたたみのみ可) |
価格(2022年3月時) | 税込 6,164円(参照価格amazon) |
ソロキャンパーの御用達メーカーと言っても過言ではない、良質なキャンプギアを低コストて開発販売している 「BUNDOCK (バンドック)」のロースタイルチェア。
なんと言っても低コストなウッドチェア。座面高の表記はないのですが、amazonの質問返答によると約27cmとの事。なので標準よりちょっと低めのローチェアになる様です。
こちらはamazonレビュー数230件ほどあって星4.4となかなかの高評価なチェアです。
フレームもアクリル塗装で濃いめの木目になってるのも注目ポイント。
座面も濃いめのレッド(ボルドー系)が選べるのもサイトカラーをレッド系にしてる方には選択肢になりますよね。
DVERG(ドベルグ) フォールディングウッドチェア
使用時サイズ | ??(サイズ情報記載なし) |
収納時サイズ | ??(サイズ情報記載なし) |
本体重量 | 約4.1kg |
座面高 | 約26cm |
耐荷重 | 100kg |
素材 | フレーム:木材(PUコーティング)、シート:コットン(表地)・ポリエステル(裏地) |
座面カラー | ブラック、コヨーテ |
組み立て・分解収納 | X 不可(折りたたみのみ可) |
価格(2022年3月時) | 税込 11,990円 |
アウトドアセレクトショップの「SUNDAY MOUNTAIN」さんが独自に立ち上げたブランド「DVERG(ドベルグ)」から出てるフォールディングウッドチェア。
特徴としてはローチェア中のかなりローなタイプ(座面高約26cm)のウッドチェア。俗によく言われるローチェアで座面高が31cm前後です。
この高さなら、焚き火を前にあぐら組む感じの使い方ができるのが良いところ。
テーブル高さ40cmより低いものを使う時にも使い易いチェアになるかと。子供にも座り易い高さですね。
表地がコットンで風合いよく、裏地はポリエステルで二重構造で補強されているシート。経年劣化のたるみ伸びが少なく使えます。
Spatz(スパッツ) ウッドスター / ウッドペッカー
2タイプ | ウッドスター | ウッドペッカー |
使用時サイズ | (約)54cm×66cm×47cm | (約)54cm×66cm×47cm |
折りたたみ時サイズ | (約)54cm×66cm×9cm | (約)60cm×16cm×16cm |
本体重量 | (3.3kg(本体のみ) | 3.3kg(本体のみ) |
座面高 | 32cm | 32cm |
耐荷重 | ?kg | ?kg |
素材 | 座布/コットンキャンバス 600D、フレーム/天然木 ラッカー塗装、金属パーツ/スチール 粉体焼付塗装 | 座布/コットンキャンバス 600D、フレーム/天然木 ラッカー塗装、金属パーツ/スチール 粉体焼付塗装 |
座面カラー | アイボリーホワイト、コーヒーブラウン、フレイムレッド | アイボリーホワイト、コーヒーブラウン、フレイムレッド |
組み立て・分解収納 | X不可(収納カバーあり) | ○可能(収納バッグあり) |
価格(2022年3月時) | 税込 18,700円 | 税込 18,700円 |
1935 年にスイスでハンス・ベールマン(1912-1999)が自ら設計し、制作したテントから始まった「SPATZ(スパッツ)」。
引用:サンデーマウンテン
その正規輸入代理店としてアウトドアセレクトショップの「SUNDAY MOUNTAIN」さんが2021年より国内で販売されております。
ウッドスターとウッドペッカーの違い
ウッドスター
組み立て・分解収納が出来ない折りたたみのみのタイプ。
座面キャンパスと同色同素材の被せて持ち運べるカバーが付属しています。
ウッドペッカー
カーミットチェアと同様の分解収納が可能なタイプ。
座面キャンパスと同色同素材の専用の収納バッグも付属します。
基本的に使用時の大きさ&素材等は変わりません。
分解収納できるか出来ないかの違いです。
高級家具にも使われているドイツ産のブナ材(強度が強い)を使用している点もGOOD!
どちらのタイプにしても物はしっかりしているので、2パターン選べるのは嬉しいですが悩みどころでもあります。
カーミットチェアを使っておりますが、車に積載するスペースがあれば分解せずに折り畳むだけで使ってる方が断然楽でスピーディーです。
分解収納を望まないのであれば、折り畳み式のみタイプのウッドスターを選ぶのも手だと思います。
物は丈夫そうなの問題ないと思いますが、私なら数年使用後を考えるとどうしても組み付けパーツ部分が経年劣化はすると思われますのでウッドスターを選ぶと思います。
▲ 最後に
2014年ごろまではアウトドア用のウッドチェアで分解できるとなるとカーミットチェアぐらいしかなく選択肢がほぼありませんでした。
現在は色々なメーカーから独自の味付けをしたり、価格面を抑えてコスパを良くしたり、試行錯誤の製品が多数出ています。
これからキャンプ用のウッドチェアを購入される方、または新しく追加購入しようと検討されてる方に参考になれば幸いです。
こちらもCHECK
-
海外通販したカーミットチェアが到着したぜ!!
カーミットチェアをアメリカの製造元から直接海外通販でオーダーしたのが7月6日で オンシーズンは10日~14日ほど発送までにかかるとサイトに記載があったので待っていたのですが 2週間経っても発送されず、 ...
続きを見る
こちらもCHECK
-
NOVITA着けてみた。腰痛持ちのカーミットチェア ユーザーにお勧め。
ここ数年で本当にキャンプでよく見かけるようになった カーミットチェアですが、 座面&背面角度が腰痛持ちにはちょっと辛い角度なんですよね。 そこで座面&背面角 ...
続きを見る
こちらもCHECK
-
おすすめ9選!キャンプテーブルでオシャレで人気なウッドロールトップテーブルを比較紹介。
「テーブル」 キャンプには欠かせない物の一つ。 特にファミリーキャンプだとそれなりの大きさのテーブルが必要になります。 ほとんどのオシャレキャンパーは持っているといっても過 ...
続きを見る
こちらもCHECK
-
Helinox チェアワンとチェアツーを比較。使ってみて感じた違いなどをまとめてみました。
キャンプチェアと言えば Helinox(ヘリノックス) と言っても過言ではないぐらい 人気なチェアですが、 その中でも人気の高い チェアワンとチェアツーを比較してみました。 これからどっ ...
続きを見る