キャンプでポータブル電源を使えると快適さUP!!なのは間違いありません。
特にファミキャンではお子さんや奥様には快適に過ごしてもらう事が大事。
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EcoFlow DELTA mini
正直DELTAシリーズは大きいイメージでしたが、
このDELTA miniはキャンプなどのアウトドアには女性でも持ち運びしやすい大きさで、高性能なのでおすすめなポータブル電源です。
どの点がお薦めなのか使用レポートを交えながらレビューしてまいります。
この記事はメーカー様よりDELTA miniを借用させて頂き作成しております。
EcoFlow公式サイト:https://bit.ly/3JoIBvk
EcoFlow DELTA シリーズとは?
EcoFlow公式製品紹介動画
商品SPEC
製品名 | DELTA mini |
重量 | 10.7kg |
寸法 | 37.8x 18.4 x 24cm |
容量 | 882Wh |
充電方法(入力) | AC壁コンセント(最大900W X-Steamテクノロジー)、 12Vシガーソケット、 ソーラーチャージャー(最大300W) |
AC充電時間 | 約1.6時間(フル充電時間) |
出力 | AC出力 x5(合計1400W/サージ2100W)X-Boost 1800w、 USB-A出力 12Wx2)、 USB-A急速充電 18Wx1、 USB-C出力 100Wx1、 シガーソケット出力 x1(126W)、 DC5521端子 x 2 |
スマホアプリ対応 | ○対応 |
充電回数 | 800サイクル(残容量80%想定) |
保証期間 | お買い上げ日から24カ月 |
特徴
- 「X-Streamテクノロジー」1時間で0%〜80%まで急速充電が可能
約1.6時間でフル充電が可能。 - 同時に最大12台ものデバイスに給電できる、定格1400W出力!!
外観と付属品
独特の形をしているので大きそうに見えるのですが、
グリップを含まなければ、18.4cm x 30cm x 24cm とバッテリー容量882Whの割には意外とコンパクトなんですよ。
でも重量は10.7kgとズッシリと詰まってる感じがします。このグリップがしっかりと両手で持てるのもいいところ。
よくある上側にグリップがある物だと、両手で持ちづらかったり、重ねづらかったり、ちょっとしたものを上に置けない事も多いです。
防水ではないので飲み物などの液体を置く場合は注意が必要です。
- DELTA mini 本体
- 取扱説明書
- 保証書
- ケーブル類4種
- AC充電ケーブル
- 車載シガーソケット充電ケーブル
- DC5521-DC5525ケーブル(給電用ケーブル)
- ソーラー充電ケーブル
充電方法
主に3種類あります。
なんと言ってもEcoFlow製品の特徴の一つである
X-Stream 充電テクノロジー(特許申請済)
しかも従来のポータブル電源には充電用の「大きめのアダプター」がケーブルに付いてるのが当たり前なのですがないんです。
充電は液晶パネルの反対側にあるフラップを開けると差し込み口があります。
コンセントに差し込むと液晶パネルの「INPUT」が充電ワット数をリアルタイム表示します。
DELTA miniは最大900Wで充電を行います。私が充電してみた時には大体600〜700W前後をピークで充電しておりました。
ちなみにコンセントから急速充電は必要ない場合は低速充電も可能です。
上記のスイッチを低速側にすればOKです。その場合、
この「DELTA mini」を家庭内のコンセントから充電する場合、最大で900Wの消費電力が発生する場合があります。 ですので、タコ足配線で充電せず壁コンセントから直接行う事とおすすめします。
専用アプリと接続
EcoFlow DELTA miniは、お使いのスマートフォンに専用アプリをダウンロードすることで、スマートフォンとペアリングし遠隔操作&状態確認が可能になります。
電池残量の確認やAC・DC出力のオン・オフ切替だけでなく、ACやシガーソケットからの充電電流を調整することができます。
更に、専用アプリから本体のファームウェアを更新できます。
アプリ画面はこんな感じで、充電状態や、出力状態など端子毎に細かく見ることができるので便利です。
あとは本体のアップデートも行なえるのでシステムの不具合改善や、より効率良く電力を使えるようプログラムが良くなる可能性もあります。
使用実証
では実際に高出力家電で使用してみた結果をお伝えします。
実証テストに使った家電は
- ハロゲンヒーター(400W / 800W切替付き)
- ヘアドライヤー(最大1200W)
- 電子レンジ
- ネスプレッソマシーン
ハロゲンヒーター使用時
DELTA miniは定格出力1400Wなので、もちろん上記の家電製品は安定して動いておりました。
そしてEcoFlowの注目すべきテクノロジーのもう一つとして
X-Boostテクノロジー
X-Boostテクノロジーとは
高度なアルゴリズムにより、定格出力1400W(DELTA miniの場合)超の電気製品の動作電圧を下げ、
消費電力を定格出力1,400W以下に抑えることで稼働させる機能です。
ヒーターとヘアドライヤー同時使用時
ヘアドライヤーはHIGHモードの1200Wで固定。ハロゲンヒーターを400W時と800W時とで検証してみました。
①、上段の画像はハロゲンヒーターが400W時です。単純に1200W+400Wなので1600W。定格出力1400Wを超えますが、X-Boostが機能して表示は1355Wとオーバーロードせずに使えています。
②、上段の画像はハロゲンヒーターが800W時です。
1200W+800Wなので2000Wの消費電力量。こちらも定格出力1400Wを超えますが、X-Boostが機能して表示は1483Wと消費電力を抑えてオーバーロードせずに使えています。
定格出力を超える分は、消費電力を抑える分、家電の性能も100%で使えません。ヘアドライヤーなら抑えられた分の風量。ハロゲンヒーターなら抑えられた分の熱量しか発揮させないといった仕組みです。
使用してみての感想
このレビューを書く前にこの上位容量モデルの「EFDELTA(1260Wh)」を既にレビューしておりましたので
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機能面では公称表示通りの性能だろうと思っておりました。
ですので、他社のポータブル電源にはない高機能性(X-Stream、X-Boost)は期待通りでした。
- 約1.6時間で急速フル充電ができる。
- 定格1400Wの家電が使える。
- 他の同容量のポータブル電源とも同等のサイズ感。
で、思ったのがこの「DELTA mini」というサイズ感です。DELTAシリーズは大きい部類のポータブル電源と思っていました。
ですが、他の700Wh台クラスのポータブル電源と比べても、882Whということを考えるとそこまでの大きさの違いはなく、コンパクトサイズということがわかりました。
ちなみにもう一つEcoFlow製品の「RIVER Pro(720Wh)」という製品もありますが、これも(X-Stream、X-Boost)機能搭載ポータブル電源です。
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これは間違いなく「ポータブル」という名前にふさわしい、高出力で高性能な電源だと思った次第です。
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