日本国内において販売実績、人気とも急上昇中でおすすめのポータブル電源のメーカーの一つである
今回でレビューするのは4製品目になります。
その4回目にふさわしく大容量で最強なポータブル電源がこれです。
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EcoFlow DELTA Max エコフロー デルタ マックス
以前にレビューを書きました、EcoFlow社の
EFDELTA(イーエフデルタ), DELTA mini(デルタ ミニ) と比較も入れながらご紹介していきたいと思います。
など私なりに使ってみて感じた事などをご紹介いたします。
この記事はメーカー様よりDELTA Maxを借用させて頂き作成しております。
EcoFlow DELTA シリーズとは?
メーカー公式商品紹介動画
・商品SPEC
製品名 | DELTA Max |
重量 | 21.6kg |
寸法 | 49.7x 24.2 x 30.5cm |
容量 | 2,016Wh |
充電方法(入力) | AC壁コンセント(最大1500W X-Steamテクノロジー)、 12Vシガーソケット、 ソーラーチャージャー(最大800W) |
AC充電時間 | 約2時間(フル充電時間) |
出力 | AC出力 x6(合計 2,000W/サージ 4,200W)X-Boost 2,400W、 USB-A出力 12Wx2、 USB-A急速充電 18Wx2、 USB-C出力 100Wx2、 シガーソケット出力 x1(126W)、 DC5521端子 x 2 |
スマホアプリ対応 | ○対応 |
充電回数 | 800サイクル(残容量80%想定) |
保証期間 | お買い上げ日から24カ月 |
DELTA Max特徴
・外観(他機種と比較)と付属品
製品サイズは49.7x 24.2 x 30.5cm。グリップを含まないサイズは約42cmでした。
バッテリー容量からすると妥当なサイズ感かと思われますが、
充電ケーブルにアダプター的なものがなく、本体に組み込まれていると考えるとなかなかコンパクトに収められているのかと。
ですが、やはり約22kgは重いです。男性でも持ち運びには慎重になる重さです。
- DELTA Max 本体
- 取扱説明書
- 保証書
- ケーブル類4種
- AC充電ケーブル
- 車載シガーソケット充電ケーブル
- ソーラー充電ケーブル
- DC5521-DC5525ケーブル(給電用ケーブル)
・専用アプリでスマホと接続
EcoFlow DELTA Maxは、お使いのスマートフォンに専用アプリをダウンロードすることで、スマートフォンとペアリングし遠隔操作&状態確認が可能になります。
電池残量の確認やAC・DC出力のオン・オフ切替だけでなく、ACやシガーソケットからの充電電流を調整することができます。
更に、専用アプリから本体のファームウェアを更新できます。
アプリ画面はこんな感じで、充電状態や、出力状態など端子毎に細かく見ることができるので便利です。
使用可能時間も本体液晶表示よりも詳しく見れるのもいいところです。
あとは本体のアップデートも行なえるのでシステムの不具合改善や、より効率良く電力を使えるようプログラムが良くなる可能性もあります。
・充電方法
- ACコンセント(家庭内コンセントなど)から充電。
- 車のシガーソケットから充電。
- ソーラーパネルからのソーラー充電。
裏側のフラップを上げるとAC充電ケーブルの差し込み口があります。
X-Stream 充電テクノロジー(特許申請済)
AC充電ケーブルを使ったコンセントからの充電に使えるテクノロジーで、
この「DELTA Max」を家庭内のコンセントから充電する場合、最大で1500Wの消費電力が発生する場合があります。 ですのでタコ足配線で充電せず壁コンセントから直接行う事とおすすめします。
・使用例
今回使った家電は
- 電子レンジ
- ネスプレッソマシーン
電子レンジ使用時
電子レンジ&ネスプレッソマシン同時使用時
どちらにしろ合計で定格2000W以上の家電を使う事はバッテリーの寿命の為にも控えた方がいいと思います。
X-Boost テクノロジー
定格出力は2,000Wとは?
家電製品の合計出力が2,000W以内であれば同時に複数台使えるという事です。
X-Boostで2,400Wまで対応というのは?
2000W以上の2400Wまでの出力ならオーバーロードして停止する事なく動かせるという事です。
X-Boostの仕組み
定格出力2000Wを超える分は、消費電力を抑える為、家電の電圧を下げて動作させます。ですので家電の性能も100%出さず抑えて動作させるという仕組みです。
掃除機で例えると100%の吸引力のところを70%や80%の吸引力にパワーを抑えて消費電力も抑えてるという事です。
・専用拡張バッテリーで容量アップ
DELTA Max 専用の拡張バッテリーを用意すれば、
最大6,048Wh(DELTA Max エクストラバッテリー X 2個)まで増やすことが可能です。
・率直な感想
DELTA Max を始めて手に取った時の率直な感想が・・・。
2,016Whもの大容量のポータブル電源なので当たり前といえば当たり前なんですが、
子供や女性ではちょっと持ち運びは厳しいかと思いました。
もちろんサイズもそれなりに大きいです。一番サイズが近いキャンプギアで言いますと
シェルコン25と近いかなと。なのでキャンプに持って行くのなら
ですが、正直なところ1〜2泊程度の普通のオートキャンプではこの大きさは必要ないかと思います。
ですので、「DELTA Max」の
考えられる使い道としては?
- 野外イベント(出店)等での電源用に。
- 仕事などで野外作業での高出力の電動工具を使用する場合。
- キャンピングカーの電源用として。
- めちゃめちゃ寒がりなのでキャンプで暖房機器家電製品(ホットカーペットや電気毛布など)を複数同時に使いたい方。
- もしもの災害時の備蓄品。
・DELTA 3種の大きさ比較
- DELTA mini 882Wh(37.8 x 18.4 x 24cm)10.7kg
- EFDELTA 1260Wh(40 x 21 x 27cm)14kg
- DELTA Max 2016Wh(49.7 x 24.2 x 30.5cm)21.6kg
やはりMaxは約22kgあるので、
子供や女性の方には持ち上げれるけど運ぶのはなかなか厳しい重さだと思われます。
・EcoFlow製品の容量別でおすすめの使い道は?
キャンプ(アウトドア)には持ち運び重視という観点で
RIVERシリーズ
DELTA mini
キャンピングカーなどの車中泊には?
軽自動車の場合
RIVER Pro ・ DELTA mini 辺りがおすすめ。
ミニバン〜ワンボックスサイズ
DELTA シリーズがおすすめ。
停電時などのもしもの災害時
DELTAシリーズがおすすめ
拡張バッテリーが使える製品
RIVER専用
RIVER Pro専用
DELTA Max専用
DELTA Pro専用
・まとめ
数ある製品の中で、EcoFlow社のバッテリー電源は種類も豊富で、他社にはない独自の機能も搭載。
2022年現在、このDELTA シリーズ含めEcoFlow社製品はポータブル電源市場において機能的にも申し分無いです。
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