snow peakさんのフラットバーナー。
長年キャンプに携わってきたのにどうしてこれを持っていなかったのか。
バーナーはそこそこ種類を持っている中、我慢できず購入。
スノーピークで、いや今世に出てるバーナーの中では、拡張性にワクワク感があり、しかもスタイリッシュで便利な他には無い魅力のあるバーナーって事なのかも。
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Snow Peak スノーピーク フラットバーナー (GS-450R)
SPEC&詳細
品名(型式) | カセットこんろ(分離式)・GS-450R |
使用時サイズ | 270×410×110mm(ホース、器具栓を除く) |
収納時サイズ | 360×250×80mm |
重量 | 1900g(収納ケース除く) |
素材 | ステンレス、ブラス、アルミ、スチール、樹脂 |
ガス消費量 | 250g/h |
出力 | 3000kcal/h |
専用カートリッジ | GP-500GR,GP-500SR,GP-250GR,GP-250SR |
セット内容 | 本体、収納ケース、取扱説明書 |
原産国 | MADE IN KOREA |
使用変更・製品リニューアル
検定の規格に伴う製品仕様変更がおこなわれました。
主に「汁受け」部分が鉄製ほうろう処理 → ステンレス製に変更です。
これに伴い、品番も「GS-450」→「GS-450R」に変更。
価格改定
この仕様変更とともに、お値段も上がっております。
改定前 9,800円(税別) / 1,0780円(税込) → 2022年改定後 11,000円(税別) / 12,100円(税込) → 2023年改定後 13,200円(税別) / 14,520円(税込)
1,200円(約12%) → 2,200円(20%)= 3,400円もの値上がり。
昨今は全ての物が値上がりしている世の中なので仕方ないですね。
元々は税別1万円でお釣りがくる値段だっただけにコスパがいいように感じてた人も多いですが、
値上がりしても今回実際に使ってみまして、他にはない魅力あるバーナーだと思いますので
僕は買って正解だったと思っております。
画像と共に商品紹介
snow peakではおなじみになってきました、白箱にグレーの商品印刷パッケージ。
ちょっとシール剥がした跡が残ってるのはお気になさらず、
多分展示などに使われていたパッケージだと思います。
僕は近所のスポーツオーソリティーにて、たまたま残り1個置いてあるのを見つけて購入する事が出来ました。
購入に関してはまた後ほど書いております。
中身は、本体(バーナー本体・トッププレート・ゴトク・脚)、収納ケース、器具栓ホルダー、結束バンド、取扱説明書。
これが変更された「汁受け」風防。ステンレス素材になりました。
器具栓のツマミ/スイッチも使いやすい
グレーの四角いのが着火スイッチになってます。ほぼほぼ一回で着火できます。押した感じもちょうどいい力加減でカチッと音がして押しやすい大きさです。
火力調節のツマミも握りやすく回しやすい大きさで細かな調節が効くのもいいところです。
器具栓ホルダープレートが優秀
器具栓ホルダーのプレートがトッププレートのスリットにハマるようになってますので、
そこに差し込んで、OD缶(ガス缶)を吊り下げて使う事ができるんです。
これはノーマルの脚では高さが足らないのでOD缶を吊り下げては使用できません。 後ほど紹介しますアイアングリルテーブル(IGT)などにセットして使える仕様になっております。
フラットな構造(風邪の影響)
なんと言っても名前通りのこのフラット感を真横から見てみてください。
ゴトクの2ヶ所(三角形)の出っ張りはありがあるだけですよ。
バーナーヘッドからゴトク上部まで約2cm。
風防(汁受け)底からゴトク上部まで約4cm。
これだけのクリアラランスがありながらフラット感がある事が優秀だと思います。
分解できて掃除がしやすい
バーナーヘッドと汁受け(風防)は固定されていますが、構造がシンプルなので拭き掃除もしやすくてGOOD。
上記バーナーヘッド部分以外は、ステンレス製なのでそのまま炊事場でゴシゴシ洗えちゃいます。
カセットコンロって構造が複雑なものや、汚れが奥につくと掃除しにくいものも多いですが、
複数サイズのフライパン使用例
公式には対応鍋径23cm以下/5ℓ以下、ダッチオーブン使用不可。
重い物や大きすぎるものは使用はしない様に注意書きがあります。
従って下記のフライパン使用例はあくまで自己責任での使用です。大きさの例としてお考えください。
ゴトクの3角形の出っ張りまでが23cmです。なので自ずとこれ以上の大きさのお鍋は安定して置けません。
ターク クラシックフライパン 22cmと
22cmのフライパン。タークは1枚の鉄板から出来ている性もあり
1.2kgと重いのですが、このフラットなゴトクが安定感抜群で
僕が持ってる他のシングルバーナーでは得られない安定感です。
中華鍋30cmと
家庭で使ってる中華鍋。しかも標準(26〜28cm)より大きめの30cmを使っています。
この大きさのフライパンでも寸胴の鍋とは違い、底面が淵に向かってカーブ状に上がってるので干渉なく安定して置けています。
これはちょっとびっくりしました。
マルチグリドル33cm
最近キャンプでも使ってる人が多く見かける様になってきた、この韓国フライパンで有名なマルチグリドル。
これは33cmの大きさですが、ゴトクの出っ張りに干渉なく置けています。
個人的にはこのフラットバーナーとマルチグリドル33cmを使いたかったんです。
高火力も魅力
普通のガス缶シングルバーナーだと2600kcal/h〜3000kcal/hほどが一般的。
家庭用ガスコンロの場合でも高火力バーナーで3,610kcal/hの火力が主流です。
そう考えると、
あくまで、snow peak 指定専用ガス缶を使った際の火力です。他社のOD缶の使用は推奨はされておりませんので自己責任でお願いします。
単体で卓上で使用でき便利
色々なフライパン系を乗せてみましたが、ほぼほぼのフライパンは使えそうですね。
上記の画像の様に使用した場合フライパンなどからの輻射熱でテーブルが焼けたりする可能性もあるので断熱材を敷く様にしてください。 又ガス缶の温度が上昇して事故にならない様に注意と自己責任で使用してください。
収納袋付き(コンパクトに収納)
収納時サイズ:360×250×80mm(A3サイズ)バーナーヘッドと汁受けを重ねて結束バンドで固定。
収納に関してもフラットな収納が可能です。
器具線ホルダーも収納ケースの内側に専用ポケットがあり収納できるのも嬉しいところです。
IGTテーブルでギアも心もハマる
IGTシステムとは?
「IGT」はアイアングリルテーブルの略で、『2003年グッドデザイン賞受賞』をした、
自分の好みに応じてキッチンやリビングなどをIGTアルミフレームの枠の中に
規格の決まったギアパーツを組み込めるユニットシステムのテーブルなんです。
現在は2種類のIGTフレームの販売があり
足の高さも4種類(300/400/660/830)から選べます。
それから天板などがいると思いますのでステンレス製の物や竹製のものなど。
ここには紹介できないぐらいの多数のパーツがあります。
もっと知りたい方は、snow peak 公式で調べちゃってくだい。
これらのパーツギアをレイアウトなどを考えて集めていくのも楽しみの一つですが、なかなかハードルが高かったりします。
そこでテーブルには天板も脚もついたIGTシリーズも数種用意されています。
って方(私もですが)も多いと思います。
ですが、安心してください!!
他にもハマるギアが多数存在
他のキャンプギアブランドさんからIGT規格サイズのテーブルなどが色々と世の中には出てるんですよ。
ラーテルワークス ウッドパネルテーブル
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これもIGT互換テーブル
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Naturehike スライドレール折りたたみ式木製テーブル NH21JU001
もう一つ、Naturehikeからもう一つ気になってるテーブルがあるんですよ。
これ木材をグレードの高いホワイトオークとウォールナットを使ってて天板がスライドするんですよ。
キャンピングムーン フィールドラック型クッキングローテーブル
お手軽にフラットバーナーをテーブルセットで使いたい方は
FLYFLYGO 軽量アウトドアテーブル
お手軽で軽量フレームにした方は
AUVIL オーヴィル (マルチ・ファミリー シリーズ)
AUVILさんからは無骨なパンチング加工をした天板のアイアンテーブルシリーズを販売されております。
コチラの『マルチ/ファミリー』の名前がつくテーブルにはIGT規格サイズの穴が空いています。その一部をご紹介します。
ガーデンシリーズは高さが480mmに設定。ラウンジシリーズは高さが240mmに設定。
TNR camping アウトドアテーブル
某テーブルに非常に似た形状。
詳しく見ると微妙にサイズが違う可能性もありますが、フラットバーナーはハマると思われます。
Shim craft T.G.F.
インスタからガレージブランドを立ち上げ一躍大人気のshim craftさんから
ヘリノックステーブルワン/タクティカルテーブルMのフレームに取り付けて使える
タクティカル・グリル・フレーム 通称「T.G.F.」。これにもピッタリハマるんですよね〜。
CAMP GEEKS
コチラもインスタからガレージブランドを立ち上げミリタリー好きにはたまらない天板ギアを製造販売されております、CAMP GEEKSさん。
コチラの商品も一部ご紹介致します。
人気でECサイトではなかなか定価で買えない
ちなみにここ最近はフラットバーナーは大人気の為、
楽天やamazon、Yahooショップなどの大手ECサイトではまず定価で買えません。
ちなみに最初の方にもお伝えしておりますが、
2022年からは定価12,100円(税込)です。2023年からは定価14,520円(税込)です。
現在在庫あり!
2023年1月現在、今ならamazonで定価購入できるのでチャンスですよ!
2022年以降2度も値上がりした事もあり、せっかくならそれ以上の値段では買いたくないし、買って欲しくない気もします。
どこで購入できるのか?
購入できる可能性があるのは?
- snow peak 実店舗はもちろん。系列店・アウトドアスポーツ量販店で購入する事ができます。
- アウトドアスポーツ量販店に関しては、
スポーツオーソリティー・ヨドバシカメラ(石井スポーツ)・ヒマラヤ・アルペンアウトドア・WILD 1・etc
などでも入荷すれば普通に売っております。ただネット販売するほどの量が入らないせいか、店頭のみで十分売れてしまうのもあってなのか。量販店直営のオンラインストアではほぼ見かけません。 - 最近増えてきている地方の個人店舗でやられてるキャンプショップさん。コチラも近所にあるなら取り扱いや入荷があるか聞いてみてもいいかもしれません。
- あともう一つ狙い目は新店舗オープン時。
もし近くでオープンするアウトドアショップがあり、snow peak商品の取り扱いがある店舗なら、フラットバーナーもオープン時には売ってるはずです。
最近ではやはり新店舗オープンのショップで多くのフラットバーナーが積んであったのも見かけてます。
まとめ
ハマるとスッキリ感がたまらないフラットバーナー。
カスタムと拡張性が幅広く自分なりにキャンプサイトのフラットバーナー設置をどうするか?
テーブルレイアウトと使い勝手を、あーした方がいいかなぁ〜?・こーしてもいいかなぁ〜?と考えるのが至極の時間。
それを実践(キャンプ)で使いほくそ笑む。そしてまた自分なりに改良。
これこそ沼って感じです。
これが最近の沼キャンパーのキャンプブームの本質かもです。