ウインターシーズン。
スキーやスノーボードのウインタースポーツを楽しむ方はもちろん。
軽登山やウインターキャンプを楽しむ方も増えてきた昨今。
実体験を踏まえての話、やっぱり肌着(インナーウェア)で暖かさや汗冷えは違ってくるのは確かです。
当方ブログで寒い時期になると観覧数が上がる人気の記事の中の一つであったかいインナー紹介ありまして、
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これに並んで人気な暖かいインナーという噂で気になっていたので、
クリックできる目次
MIZUNO BREATH THERMO / ミズノ ブレスサーモ
ブレスサーモとは?
スポーツウェアブランドでも有名なMIZUNO独自の発熱素材。
吸湿発熱素材「ブレスサーモ」は、人体から発生する水分を吸収して発熱効果をもたらす新しい保温メカニズムを実現。
ブレスサーモの吸湿発熱した空気を繊維間に取りこみ保温する為、衣服内をドライで温かな状態にします。
体温で温まった空気が逃げにくく保温力があります。
今回私が購入したブレスサーモは、シリーズ中、最も暖かいシリーズのEXTREAM LINEから2種類(EX・EXプラス)のロングスリーブシャツを購入して比較してみました。
ブレスサーモ アンダーウェアEX
クルーネック長袖シャツ
パッケージは紙箱のこんなパッケージです。
僕が購入したのはMサイズです。(肌着系のシャツはMサイズをジャストサイズで普段も着用。)
サイズ感は今回購入した2種を着てみて後ほど比較しますね。
SPEC詳細
スキー・スノーボードや軽登山など、アクティブなシーンに。
ウィンタースポーツにおすすめ。肌面に撥水ポリエステルを採用し、
生地の肌離れが良く、身体の動きにフィットするストレッチ性も備えています。
暖かさレベル:①②❸④(最大レベル4)
生地厚み:中厚(薄手・中厚・厚手)
サイズ | S、M、L、LL、MS、LM |
カラー | ブラック |
素材 | ポリエステル90%、合成繊維(ブレスサーモ)10% |
原産国 | インドネシア製 |
発売シーズン | 2019年秋冬 |
適合サイズ
S | M | L | LL | MS(M巾S丈) | LM(L巾M丈) | LLM(LL巾M丈) | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
身 長 | 155〜165 | 165〜175 | 175〜185 | 185〜195 | 155〜165 | 165〜175 | 165〜175 |
胸 囲 | 80〜88 | 88〜96 | 96〜104 | 104〜112 | 88〜96 | 96〜104 | 104〜112 |
ウエスト | 68〜76 | 76〜84 | 84〜94 | 94〜104 | 76〜84 | 84〜94 | 94〜104 |
※サイズの単位は、cm(センチ)です。
※サイズ表には、販売されていないサイズが表示されている場合がございます。
※この数値は適合する身体のサイズの目安です。
ブレスサーモ アンダーウェア EXプラス
クルーネック長袖シャツ
ブレスサーモ EXプラスも紙箱パッケージです。
こちらももちろん僕が購入したのはMサイズです。
SPEC詳細
雪山登山から屋外作業まで、厳しい寒さの中での活動に。
ブレスサーモ原綿の量を増やして発熱力をアップさせた、
厳寒対応モデル。厚手、裏起毛で保温性も高く、
汗冷えも抑えるハイエンドモデルです。
暖かさレベル:①②③❹(最大レベル4)
生地厚み:厚手(薄手・中厚・厚手)
サイズ | S、M、L、LL、MS、LM |
カラー | ブラック |
素材 | ポリエステル85%、合成繊維(ブレスサーモ)15% |
原産国 | インドネシア製 |
発売シーズン | 2019年秋冬 |
適合サイズ
S | M | L | LL | MS(M巾S丈) | LM(L巾M丈) | LLM(LL巾M丈) | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
身 長 | 155〜165 | 165〜175 | 175〜185 | 185〜195 | 155〜165 | 165〜175 | 165〜175 |
胸 囲 | 80〜88 | 88〜96 | 96〜104 | 104〜112 | 88〜96 | 96〜104 | 104〜112 |
ウエスト | 68〜76 | 76〜84 | 84〜94 | 94〜104 | 76〜84 | 84〜94 | 94〜104 |
※サイズの単位は、cm(センチ)です。
※サイズ表には、販売されていないサイズが表示されている場合がございます。
※この数値は適合する身体のサイズの目安です。
実物比較検証
まず気づいたのがパッケージの大きさ。
EXとEXプラスではプレサーモ含有量が違うのでケース自体の厚みも違います。
ブレスサーモ素材の含有量がEXは10%とEXプラスは15%と違うので生地の厚みも違うのが一目瞭然です。
新品箱出しですぐに計量してみたところ、EXプラスの方がおよそ1.4倍近く重量が上です。
物理的にもEXプラスの方が厚手で暖かい事が伺えます。
着心地
袖口の裏地で比較して見ました。
左がEXの裏地。右がEXプラスの裏地。
EX裏生地は肌面に撥水ポリエステルを採用していて、ドライで生地離れがよく汗冷えを軽減してくれます。
EXプラス裏生地は裏起毛でふんわりとした着心地。空気をよく含むので暖かい。
サイズ感
広げて見た感じ、同Mサイズの大きさに関しては、そこまでの違いは感じません。
着用時の私の体型
身長:168cm
体重:70kg
胸囲:96cm
腹囲:82cm
脂肪もそこそこありのちょっと筋肉質体型(苦笑)
胸囲が約96cmがそこそこあり、いつもサイズ表記で悩む箇所で、Mサイズ・Lサイズ共に当てはまる数字なんですよ。
こちらの私の体型を踏まえてご覧ください。
ブレエスサーモ EX 着用例
ほんとジャストフィットって感じです。
肌触りはサラッとして謳い文句通りのサラッとした感じ。
でもじんわりと暖かさがあるのが着用してすぐにわかります。
決して窮屈感がないのですが、着てみると袖丈と着丈が少し短かなぁ〜と。
強いて言うなら、EXだともうワンサイズ上(Lサイズ)でもいい気がします。
ブレスサーモ EXプラス 着用例
こちらもジャストフィットです。
当たり前ですが、「EX」よりも「EXプラス」は厚手で裏起毛なのでさらに暖かく感じますね。
厚手と言っても着てみるとそれほど分厚い感はありません。これならタイト目なトレーナーなどの服などの下にも着やすいと思います。
上のEXと比較してもらうとわかると思うのですが、着丈も袖丈も同じMサイズでもEXプラスの方が生地の伸びがいいせいか長めに着ることができます。
インナーウェアはジャストサイズで着用して肌とある程度密着する方が機能が最大限に発揮されると思っているので、
私の体型だとどちらもMサイズで問題ないのです。
脇下の縫い目構造を見てもらえばわかる通り、ミズノが独自追及した運動時の動きやすさを追及した設計になっているからでしょう。
ですが、もし追加購入を考えるとなると
「EX」はLサイズを買おうと思いました。
「EXプラス」はMサイズでちょうどいい感じですね。
極寒地で着用しての感想
今年の1月初めに、北海道は富良野で雪板遊び(簡易スノーボード)をしてきました。
気温はマイナス10℃でそこそこ雪も降ってる時でした。
この時は「EXプラス」の方を着ておりました。
レイヤーは「EXプラス」の上に「普通のフリーストレーナー」、アウターに「ノースフェイスのスクープジャケット」と
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決して極寒用ではなく普通のレイヤーでしたが、常に動いていた事もあり汗もかきましたけど寒くて我慢出来ないって事は決して無かったです。
室内に戻り、服を脱いだ時に汗ばんでいた事に気付いたのですが、
別日では「EX」を着用して同じく雪板で遊びましたが、コチラもレイヤー次第では十分に寒い時でも暖かさを保ってくれますね。
汗を掻いた時の乾きに関してはコチラの「EX」方がサラッとしていて肌に張り付く感じが少なく不快感は少ないかなぁ〜と感じました。
こんな方におすすめ
「EX・EXプラス」はこんな方におすすめ
- ウインタースポーツや軽登山などの汗をかく事を前提としているなら「EX」を肌着としてきてレイヤーやアウターなどで調節するといいかと思います。
- 寒がりの人や、寒い中でじっとしてる時間が長い可能性がある時(外でのイベント参加や作業、冬季キャンプ等)「EXプラス」を断然おすすめします。
- 寒がりの人には普段着の肌着として着ても問題ない厚みですので、どちらでも暖かく過ごせると思います。
デメリットとして挙げられる事が多い値段に関してですが、
もちろん決してお求めやすいお値段のインナーウェアではありません。
2023年1月現在で
「ブレスサーモアンダーウエアEXクルーネック長袖シャツ」が6,050円(税込)
「ブレスサーモアンダーウエアEXプラスクルーネック長袖シャツ」が7,150円(税込)
ですが、割引して売ってるショップもちらほら見かけます。
実際のところ、僕が購入したのもAmazonで購入しまして、
EXの方が4,400円ほどで購入でき、EXプラスの方も5,200円ほどで購入できました。
インナーウェアを物色して色々と見てる方にはわかると思いますが、他にも高機能で高価なアンダーウェアは色々と世の中にはあります。
なんて言っても日本製ミズノなので性能は折り紙付きです。
ウインタースポーツや防寒用のアンダーウェアをお探しの方の参考になれば幸いです。